リボ払いが習慣になっていたら要注意!
今やクレジットカードは普段の暮らしに欠かせないもの。月々のさまざまな固定費の支払いのほか、スーパーで食料品を買うのもクレジットカード払いという人も珍しくありません。ファッションや家電など少し高額な買い物なら、分割払いやリボ払いにする人もいるでしょう。
みなさんはこの「リボ払い」をしたことがありますか? 現在、毎月支払い中という方、そして何年もリボ払いを継続しているという方はぜひこのコラムをチェックして、家計を見直すきっかけにしてみてください。
リボ払いの便利さが裏目!? 支払いがエンドレスに…
例えば、10万円のスーツやパソコンを買う場合。手持ちのお金がなければクレジットカードで支払うでしょう。その際、「分割払い」か「リボ払い」をよく比べて考えたことはありますか? お店で自動的にリボ払いになることもあるので注意が必要です。
よく耳にする「リボ払い」とは、毎月一定の決まった金額だけを払えばいい便利なもの。でもこの“一定”というところに安心感をおぼえて、後でリボ払いの買い物を追加していくと、負担が大きくなるばかりで返済がなかなか終わらなくなることがあるのです!
実はリボ払いにも「残高スライド方式」と「定額方式」の2種類があります。「残高スライド方式」は追加で買い物をして支払い残高が増えると、毎月の支払いも増えるというもの。追加したのだから毎月の支払いも重なる。ごく自然な支払い方と言えるでしょう。
一方、「定額方式」を選ぶと、追加で買い物をする場合、毎月の元本返済額が変わらないので、返済期間が長くなり、その分金利手数料がず〜っとかかってしまうのです! 「月々の負担が少ないから便利!」そんな理由で買い物を重ねたら、いつまでたっても返済が終わらないということになりかねません! これから大きな買い物をクレジットカード払いでしようと考えている人は、このことをよく考えて利用するようにしましょう。
リボ払いからカードローンへの借換えも一つの方法
リボ払いは毎月決まった金額+金利手数料を支払い続けるものです。少しでも負担を軽くするには、できるだけ早く完済すること。余裕があれば「繰上げ返済」をできるだけ重ねて、少しでも完済に近付けるようにしましょう。
しかし、クレジットカード会社によっては繰上げ返済をするために、専用ATMを利用したり、電話で申し込んだ後に振り込みで支払う必要がある場合もあります。あらかじめリボ払いを申し込むときに繰り上げでの支払い方法をチェックしておきましょう。
もう一つ、「一括返済」する方法もあります。 「その場のお金がないからリボ払いしているのに、どうして一括で返済できるの!?」という疑問の声が聞こえてきそうですね。実は「カードローン」で借換えをするという方法。クレジットカードのリボ払いを続けるよりも、金利の低いカードローンに借換えする方が手数料の節約になることもあります。特に、リボ払いの支払いが100万円を超える高額な場合はカードローンへの借換えが断然おトクです!
中でもオススメなのが銀行のカードローン。地域の人々の暮らしに寄り添った地元の銀行ならではの安心感があるだけでなく、クレジットカードよりも割安の金利のカードローンがあるのが嬉しいところ。身近なところにカードローンがあることに気づいていない人は結構多いようです。
それが馴染みの銀行であれば、借換えメリットも大きくなる可能性も。給与振込や住宅ローンなど銀行の商品・サービスの利用によっては、カードローンの金利が引き下げになるところも! ぜひ、あなたの街の銀行カードローンをチェックしてみましょう。
クレジットカードのリボ払いから、カードローンに借換えるメリット