ローンの借入れ・返済について
カードローンの契約も済み、銀行からローンカードが届いたら、いよいよ借入れです。ローンカードを使ってどのように借入れをするのか、そしてどのようにして返済していくかをここで見ていきたいと思います。実際に借りる前に、ぜひ覚えておいていただきたいポイントをまとめましたので、チェックしてみてください。
銀行と提携するコンビニATMでも借入れ可能
「銀行のカードローンなら借りる時は銀行に行かないと!」そう思っている人もいるようですが、ローンカードは、その銀行が提携する金融機関やコンビニ・スーパーのATMでも使うことができます。コンビニならどこにでもあるので、仕事で外回り中や帰宅途中、また外出先や出張先、旅行先でもいつでも利用することができます。また、銀行によってはコンビニATMで借入れだけでなく、返済できるところもあります。
借入れ金額は必要最低限にとどめる
そもそもローンとは、借りたら利息を付けて毎月決まった額を返していくもの。借りる前にそれがしっかりイメージできているかが大切です。自身の収入に見合った無理のない借入れと返済計画を立てることを忘れないでください。借入れする額をいくらにするのか、毎月いくらなら返済できるのか、しっかりシミュレーションしておきましょう。
もちろん、借りる金額は必要額にとどめておくことです。ローンの審査に通ると「貸付極度額」(利用限度額ともいう)が決まります。この限度額内なら借入れできるわけですが、80万円で済むところを100万円が限度額だからといって100万円借りてしまうと、借りた分だけ利息が発生してしまうので、本当に必要な金額を借入れすることを心がけましょう。
返済は毎月決められた日に口座引き落とし
銀行カードローンの返済方法は概ね「約定返済」というもので、銀行が指定した日に定められた額が口座から毎月引き落としされます。例えば、毎月5日が返済日の場合、前月の5日の時点の「貸越残高に応じた返済額」を返済していきます。返済し続けて貸越残高が減っていけば、毎月の返済額も少なくなっていきます。
臨時収入があった場合などは、随時ATMや銀行窓口で返済することも可能です。完済に近づくように、少しでも余裕がある時は通常の返済に加えて随時返済するようにしましょう。
カードローンは完済したら、そのままほったらかしでOK。貸越残高が0円なら、利息も手数料もかかることはないので、いつか急にまたお金が足りなくなった時のために、ローンカードは財布に入れておくのもいいでしょう。解約したい場合は銀行に問い合わせて手続きをするようにしましょう。
返済が滞ってしまう場合は
「どうしても毎月の返済が追いつかない」という場合は、銀行の相談窓口に連絡をし事情を説明しましょう。返済できずにそのまま放置していると延滞手数料が発生してしまいます。まずは速やかに銀行に相談するようにしましょう。
返済できない場合でよくイメージされるのは、「怖い取り立てがあるんじゃないか…」という心配。でも、ご安心を。闇金ではないのですし、取り立てが家に来ることはありません。だからと言って電話や手紙の連絡を無視し続けると不誠実な対応とされ、法的手段に出られる場合がありますのでご注意を。